「教えるということは教えないこと」を教えてくれた方

何回も娘の現状報告でなくてすみません。

ふと、人生の師匠ともいえる方の存在を思い出しましたので、皆さんにご紹介いたします。

 

『教育の窓』〜ある退職校長の想い

http://blog.livedoor.jp/rve83253/

というブログの管理人さんです。書籍も出されておりますのでお名前もわかりますが、皆さんにブログを読んで頂きたいので情報はここまでとしておきます。

 

悩み多き私は娘が2年生の時に急に成績が悪くなり、担任の先生にも「暴力を振るう」と連絡帳に書かれた事をきっかけに慌てます。

どうしようかと悩み、保護者寄りと思われるブログを発見し、不躾にも相談しました。

すると、慌てた私をなだめる様に回答下さり、保護者として望ましい対応も教えて下さりました。

その後、何度かやり取りを繰り返し、わざわざ学校の様子を見に来て下さりました。

 

娘の様子を見て、「子どもらしい子ども心配無いです。」とお話して頂きました。

toshi先生と仰るその先生は、笑顔が素敵で優しそうという第一印象で、子どもを見る目がとても優しいです。

音読の授業を参観して頂いたのを覚えていますが、教室に入るとその立ち居振る舞いの一つ一つがプロと呼ぶに相応しいものでした。もちろん、素性は明かしていませんでしたが、立ち姿、子どもとの距離の取り方、視線、聞き入り方が教壇に立っている先生とは違い過ぎて、toshi先生の近くにいた子ども達の声がどんどん大きくなって、まるでtoshi先生の授業のように感じてしまいました。

 

社会科がご専門のようです。

ブログでの道徳の授業も私は好きで、良いと言われたものを教材として使用する学校の先生とは違い、ご自分が心を動かされたものを使用していらっしゃるのではないかと思います。

生徒1人1人の良い所をきちんと見てくれている様子も伝わります。

こんな先生に教わる事が出来ていたら、私や娘の人生も少しは違ったものになっていたかもしれないと思いました。

 

今でもブログは拝読させて頂いております。

どんぐり理論と似ているところは、子どもの10年先を見てくれている所、教えるということは教えないことであるという所だと思います。

 

ブログのタイトルにもある通り、既に退職されておりますが、その後も現場で活躍されていらっしゃいます。

toshi先生と言い、糸山先生と言い、私にとってとても良い刺激をくれる方々から学んだことをなんとか自分なりに形にして行きたいと思うこのごろです。